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産休育休制度

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ワーママを応援!産休中の手続きとは?出産前の準備と産後の申請

こんにちは!クリエイティブ・ウェブの石川です(*^^)v
前回の産休前までの騒動編の続き!今回は、絶対安静の産休入りで動けない…それでもやらなきゃいけないことがてんこ盛りだった「産休〜出産までの出産準備と各種手続きの激動編」です。

傷病手当の支給日はいつ?

前回のお話でも触れた「傷病手当金」。
いつ支給されたのか、ものすごく気になるところですよね?
私が実際に請求の手続きをしたのは、傷病休暇期間が終わってからになります。
申請書類には「事業主」と「療養担当者」の記入が必要な用紙があり、会社の賃金計算期間の証明と医師の労務不能期間の記入が必要になるため、未来の日付での申請ができません。

かかりつけ医に支給申請書の記入を依頼し、返送を待つこと1週間。
そこから自身の記入欄を埋めたものを会社に提出し、申請完了までにさらに2週間。
申請完了の連絡を受けてから10日ほどで入金が確認できましたので、傷病休暇期間が終わってから凡そ1か月ほど要しました。

給与締め日や申請書の提出日によっても前後すると思うので、あくまでも目安となります。
療養期間が長い場合は、1か月毎の請求もできるようなので、収入面の不安を解消するためにも、会社の担当者と相談しながら手続きを進めることをおすすめいたします。

詳しくはこちら:全国健康保険協会 病気やケガで会社を休んだとき

傷病手当の支給日
 

里帰り出産と保育園の申込

初めての出産に不安しかない私は、当初から里帰り出産を予定しておりました。
ただ、切迫早産で絶対安静になったことで移動ができない事態に…それでも様子を見ながら転院を受け入れてもらえるギリギリの35週の時に、寒い冬を迎える故郷の秋田へ里帰りしました。

ちょうどその時期に重なって保育園の申込受付が始まりました。
住んでいるところは待機児童の多い激戦区。認可保育園に預けるためには、0歳児の4月入園が一番内定を見込める状況だったのと、私自身も早期の職場復帰を希望していたので、11月初旬に開始した1次募集に申込ました。生まれる前の申込だったのでこどもの氏名も空欄です(笑)

まずは会社に就労証明書の記載を依頼し、待っている間に申込書兼保育給付認定申請書を記入しました。私の場合は、3号認定の保育標準時間認定となります。

3号認定とは?

0歳から2歳の「保育を必要とする事由」に該当し、保育を必要とするのこと。

保育標準時間とは?

フルタイムの就労を想定しており、最長11時間預けることができます。

詳しくはこちら:内閣府 よくわかる「子ども・子育て支援新制度」

11月に入園申し込みをしてから、結果がわかったのが2月上旬でした。内定通知が届くまではドキドキの毎日でしたが、第一希望の園にも決まり本当に胸を撫で下ろした瞬間でした。

社会保険料免除と産休申請

産休に入ってからの主な手続きとしては、産休の申請と社会保険料免除の申請をしました。

産休申請(出産手当金支給申請書)とは?

出産のために会社を休み、給料を受けられないときの生活保障として支給されます。産前・産後に分けて申請することも可能です。

詳しくはこちら:全国健康保険協会 出産で会社を休んだとき

産前産後休業取得者申請書とは?

産前産後休業期間中の社会保険料(健康保険・厚生年金保険)が免除される制度

詳しくはこちら:日本年金機構 産前産後休業を取得し、保険料の免除を受けようとするとき

総務への確認や打ち合わせもできないまま急なお休みに入ってしまい、私自身も浅薄な知識しか持ち合わせておらず、いざとなると何をすべきかもわからない状態でしたが、スーパー総務さんお任せですべて対応していただきました。

いざ!出産当日

色々な手続きに追われながらバタバタしているうちに、あっというまに予定日もすぐそこ。
38週、39週を過ぎても生まれる気配なし。そして、切迫早産で絶対安静から一転、「いっぱい歩いてください!」との指示。 雪が舞う中、朝晩の散歩もしましたが、静かに予定日超過。

「内診グリグリ」と呼ばれる卵膜剥離の処置(激痛)を受けても静かなわが子。もう気長に待つしかないかな~と思いながらさらに数日。

迎えた運命の日。深夜0時ちょうどに「お腹が下りそう???」な痛みから始まった陣痛は、3時間後には立っていられないほどに。朝方に入院し、そこから何度も襲ってくる痛みに耐えること計17時間。その間も色々あり痛すぎて記憶も朧気ながらも、夕方には無事に対面を果たすことができました。

生まれた瞬間だけは今でも鮮明に覚えています。

出産と新生児
 

出産育児一時金の申請

やっと生まれた!あとはゆっくり…というわけにはいかず。
夜中の陣痛~出産までの壮絶な徹夜明けにもかかわらず、出産当日から母子同室の個室だったので、否が応でも3時間ごとの授乳や夜泣きがはじまり、感動の余韻に浸る余裕もなかったてんやわんやの入院期間が終了。

退院時の出産費用の支払いは、42万円の給付が受けられる出産育児一時金の直接支払制度を利用したので、出産前に書類へのサインを済ませておりました。
そのため、退院時の支払い額は、支給額を超えた分のみの請求になりますので、大きな金額を用意することなく安心して出産に臨むことができ、費用面の支えはとても大きく感じました。

出産育児一時金とは?

健康保険や国民健康保険などの被保険者またはその被扶養者が出産したとき、保険適用外の扱いとなる高額な出産費用の負担を軽減するため、一定の金額が支給される制度です。

詳しくはこちら:厚生労働省 出産育児一時金の支給額・支払方法について

まとめ

書ききれないほどたくさんの出来事があった出産までの道のりでしたが、たくさんの制度があることで金銭的な不安がなく出産を乗り越えることができました。この後の産後休暇と育児休暇に関しても、様々な制度のおかげで給与がない期間であっても育児に専念できる生活を送ることが出きました。

また、手続きなどわからないことの連続も、相談できる会社の上司やスーパー総務さんがいてくれたことがとても心強く、慌ただしくも穏やかな産休育休生活を送れた一因となりました。

次回は、「産後~復帰編」のお話になりますが、ここでも申請関係が多く、スーパー総務さんが大活躍してくれます!お楽しみに~!(^^)!

産後育児